薬のお名前2
今日もお薬の名前のはなし
調べだしたら
おもしろくなってしまった(;^ω^)
厚生労働省のホームページに
認可された薬の項目を
見つけた
(詳細はカット)
「令和2年以降、新たに承認された新型コロナウイルス感染症に係る治療薬は、次のとおりです。
(1)レムデシビル
令和2年5月7日にレムデシビル(販売名:ベクルリー点滴静注液100mg等)が特例承認されました。
(2)バリシチニブ
令和3年4月23日にバリシチニブ(販売名:オルミエント錠4mg等)が承認されました。
(3)カシリビマブ、イムデビマブ
令和3年7月19日にカシリビマブ、イムデビマブ(販売名:ロナプリーブ点滴静注セット300等)が特例承認されました。」
※語尾注釈
ビル 抗ウイルス薬
ニブ 分子標的治療薬(小分子化合物)
マブ 分子標的治療薬(モノクローナル抗体)
分子標的薬とは
癌細胞の機能を
ピンポイントに攻撃する薬
名前の由来も
実はおもしろいものもある
「たとえば局所麻酔薬である「リドカイン」や「プロカイン」の語尾についた「-caine」は、これらがコカイン(cocaine)の構造を変えることで生まれたという歴史を反映しています。 」
毒と薬は表裏一体を
表してる良い例だな〜
「また、「-prost」が語尾につくプロスタグランジン類はわずかな構造の違いで多彩な生理作用を示すことで知られ、従ってその誘導体の作用はまちまちです。たとえば「ラタノプロスト(latanoprost)」は緑内障治療薬、「ジノプロスト(dinoprost)」は陣痛の促進剤です。 」
まさか緑内障の薬と
陣痛促進剤が実は
同じ系列とは!
「「-ast」は、抗アレルギー薬や抗喘息薬(antiasthmatics)につけられる語尾
「-tinib」は、各種がんの分子標的治療薬
高血糖治療薬には、ギリシャ語で“糖”を表す言葉から来た「-gli」が含まれた語尾になります。」
手元にある薬を紐解くと
何をどう治療してくれるのか
見えてくる
実は親切なお名前
(舌噛みそうだけど)
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