卵巣がんと二人三脚な日々

卵巣がんを寛解&更年期からの准看学生

初日の出は病院で1

2020年12月29日

年末の準備を始めようと思った矢先

それは来た


夕飯の途中からシクシク

お腹が痛くなってきた


退院時に

異変が出たら痛み止めとかは飲まず

病院に連絡ください

と言われていた


病院に一報入れる

「こちらに来てください」


お通じはあったものの

吐いたりもした


だんだん痛みが増す

着いた頃にはストレッチャー上


採血するにも血管が見つからず

(脱水症状があると

血管が細くなって

刺すところが見つからない 

お腹痛いとき水飲まないし)


それでもがんばって刺して貰えて

吐きながらレントゲン撮ったりと

こっちもがんばった


結局そのまま入院


ストレッチャーごと

病室に運ばれて

痛みが収まったのは夜中


翌日には通常モードに回復


検査の結果

腸閉塞(腸がねじれたり

癒着することで詰まって

痛みが出る病気)


腸閉塞になったら

腸を休ませるしか

対処法がないらしく

食事厳禁

点滴だけで過ごすはめになった


消化にいいモノ食べろと

指導されてたので


直前の食事は

ご飯、味噌汁、焼き鮭

里芋の煮っころがし…

と伝えたところ


腸閉塞を起こすような

メニューではないとのこと


普段だったらなんともない食事でも

不健康体にとって食事は

諸刃の剣となる

2回目抗がん剤治療

2020年12月3日

外来での抗がん剤治療開始


入院中に現場を下見済み

印象は「明るい阿片窟」(・∀・)あはは


リクライニングができる立派な椅子

ひざ掛け、見放題のテレビ付き

カーテンで仕切られ半個室状態

長丁場治療は昼食持ち込み


薬を打ってるから

皆さんぐったりだったり、寝てたり

本読んでたり


副作用で辛いらしく

治療が終わったんだけど

帰れない若い男性がいらっしゃいました


で、今回


抗がん剤治療を受けるには

その日の体調と相談なので

事前に血液検査をしなければならない


血液検査の前に婦人科に寄ってと

先生に言われたので行くと

看護師さんからは

「早く血液検査行って下さい!」

とプッシュ


???

あとで意味が分かりました(*_*;


いろんな科の人たちが

事前に受けに来るので

受付開始から一気に

100人くらいは順番待ち状態


打つのに30分くらい待ち

検査の結果が出るのに

早くて1時間 遅いと2時間待ち


結果が出てから診察を受け

OK貰えたら先程の抗がん剤治療を受ける部屋「化学療法室」へ


そこでも問診を受け

席に案内され

治療が開始できたのが

11時半


5〜6時間治療がかかるので

その日は18時に終了


そう、最初に時間がかかり遅くなると

帰りが遅くなってしまうんですね


その日は会計も終わってしまった上に

外部の薬局まで

薬を取りに行かなければならず


なんだかんだで

帰宅できたのが20時頃…


今度から朝一来よ(*_*;

先生も人の子

外来だと

その先生の個性は分からないが

入院すると「先生も人の子」なんだなと

改めて思った


A先生♂

主治医、2度目の病院で初顔合わせ

40代後半?

メガネかけた高橋克典に近い


まじめだ

砕けた話もしない

冗談言っても笑わないのでやめた


感情の起伏が極端に少いタイプ

嫁さんとの会話は成り立っているんだろうか?

逆に興味をひかれる


K先生♀

40代前半?

私を治療してくれるチームのひとり


いつも真夏の太陽のように明るい

まず眼力がある

あの目で見られると

「どこが痛いの?切ってあげるよ!」

と言われてるような気がしてくる


治療方針が合わない患者と会話した後

しょぼくれて帰って行った

かわいい


Q先生♂

チームの先生ではないが回診のとき

何度かお世話になる

ひょうひょうとした感じ


白衣の胸ポケットから数本

人参のようなぬいぐるみキーホルダーを

ぶら下げている


知らないので看護師さんに聞いたら

「モケケ」というキャラだと教えてくれた


どうも数人の先生同士で

旅行先にご当地キャラとして

販売されてるので

お土産として交換こしてるそう


そういえば何人かぶら下げてる先生いたな…


ただ、そのキャラが気になって

先生の話が耳に入らない


モケケ余談

ある先生が束になったモケケを

手術室に持ち込んだので

持ち込み禁止になったとか


看護師さんは置いてかれたモケケ達に

布を布団代わりにかけてあげたそう